2016年12月08日

スカラ座の「蝶々夫人」の舞台に失望!

昨夜、イタリア、ミラノのスカラ座の初日に、日本が
舞台のオペラ、「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」が
上演され、それが仏のテレビで放映された!

テレビでは、フランス語の翻訳まで付いていたので、
今まで訳の分からないまま曲だけに酔って聞いていた
歌詞の意味がよく理解できたのが嬉しかった

それに、自宅でくつろぎながら、スカラ座のオペラが
見れるなんて、イタリアに行けない庶民には贅沢な、
早めのクリスマス・プレゼント!

でも、マダム・バタフライ(蝶々夫人)だけは、あまり
テレビなどでは見たくない気持でした。昔、何度か、
テレビなどで見たことのある蝶々夫人の醜悪さ(?)に
トラウマになってしまっているのです。
プッチーニの曲にではなく蝶々夫人の外観にですが・・ 😠

でも、もう一度、念のためにと見てみました
初日のスカラ座は、政治情勢の不安定から、イタリアの
首相らは出席しなかったそうだが、スペインの前国王や
イタリアのそうそうたる(?)人びとが晩餐会のあとの
出席とかで、ボックス席なども超満員の大盛況
イタリアのハイ・ソサエティの集まりでした!

最初はイタリアの国歌から始まりました。
「立て」とも言われないのに(?)、観客席、全員が起立!
厳かにイタリア国歌が演奏され、人びとは聞き入りました
ヨーロッパ(イタリア人)の愛国精神は強いですね

障子を模した壁、そこに浮世絵の美人画が次々と
映し出されていたので、せめて今回はこれ位美しい
歌姫にお目にかかりたいと思っていたが・・・

壁を引っかくようなしぐさをしながら(訳の分からない?)
女たちの集団が、正面に後ろ向きでチャカチャカとした
奇妙な動作で出てきた、その先頭の蝶々夫人と思しき女性
髪に大きな花を飾っている(日本髪に花は飾りませんから
どこかアジアの国の風習と間違えているのでしょうか?) 

そして、やっと振り向いて顔を見せた蝶々さんに、思わず
こちらはソファーからのけぞってしまった   😠  きゃー 
哀れなピンカートン!
彼も、逃げ出したかったのでは・・・?、と思ってしまった

大柄な外人歌手が、繊細な日本娘を演じる無理もあるけど
ただただ日本風にしようと(?)真っ白に塗りたくったお化粧
おちょぼ口は、真っ赤な大きなおちょぼ口に変形するし
髪飾りも、着物も日本のものとは似て非なるもの、日本と
中国と朝鮮の着物が混ざったような国籍不明な形である

昔、映画「雪国」で見た駒子(岸恵子)の着物姿の
美しさが目に焼きついている日本人の感覚からすれば
あの国籍不明のだらしない着物の形は気持ち悪いのですが・・・

こんな醜悪の極みの蝶々夫人を誰が作ったのだろう?
日本の伝統文化が泣きます。イタリアはもう少し
日本の伝統文化の姿を忠実に学ぶべきですね
それとも、日本を貶めたいの?

今回の蝶々夫人は、絶唱して大きな口を開けるたびに
下唇に塗った紅が紅い舌のように長く伸びて不気味だった!
あのお化けのような(ごめんなさい)お化粧の顔で
見上げられてもねえ・・・、と思ってしまう

せめて、日本人の振付師が一人でもいたら、こんな
美しくない日本の舞台を見せないだろうと思うが・・・・

それに、マットレスを運んできたのには驚いた!
何という無粋の極み・・・・
スカラ座は蝶々夫人を娼婦に仕立て上げたいのか?  😠
それともヨーロッパでは、娼婦も芸者も同じ?

やはり、恐れていたように(?)以前と同じように
日本の美しさが台無しにされている「蝶々夫人」でしたので、
第一幕で、テレビを消してしまいました。 
夜更かしする理由なし・・・ですもの  

世界的に有名なオペラ「蝶々夫人」を通して、このような
醜悪な姿が、日本だと世界に発信されるのは残念です




posted by パリせいかつ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | パリの日常生活とお喋り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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